「ヒマラヤ」問題とは

  • 最初に先入観を与えることで、間違えやすくする問題です。昨年(2011年度)の慶應幼稚舎の問題で 出題され始めました。これも相当の難問です。


  • 子供の頃、「ヒマラヤと10回言ってごらん」と言われ言い、その後に、「『ひらやま』と10回言ってごらん」と言われ言い、 「世界で一番高い山は?」と質問されて、「ヒマラヤ!」と張り切って答えた経験はありませんか?  正解は「エベレスト」ですが、その前に、ヒラヤマとか「ひらやま」とか紛らわしいことを言わされたので、 いい間違えないことに注意がいき、先入観から「ヒマラヤ!」と答えてしまうわけです。


  • 2011年度の慶應幼稚舎の絵画(制作)の試験で、似たような問題が多数出題されました。 たとえば、女子1日目では、「タロウ君」が遠足に行くときの話(明日は遠足だが今日は雨。 タロウ君はプンプンしていた。テルテル坊主をつくることを思いつき、たくさんつるしたら、 翌日は快晴。タロウ君は、にこにこして楽しく遠足に行ったという趣旨の話)を聞いたあとに、 「みなさんにはそういうことはありますか? そういうことがあった時の絵を描きましょう」という出題でした。


  • 出題の「こういうこと」をどう解釈するかですが、もちろん、「雨→テルテル坊主→遠足晴れ」 という経験を問うているわけではないことは明白です。要は、「『プンプン』するような出来事が、 『ニコニコ』する状況に変わった経験」について絵を描く必要があるわけです。


  • 実際の試験では、最初の話に引きづられ、「テルテル坊主の絵を描いた」お子さまや、 「遠足の絵を描いた」お子様が多数いたようです。当然ながら、そのようなお子様では合格できません。


  • アンテナでは、2011年度の新しい幼稚舎完全対策や幼稚舎絵画特訓のカリキュラムでは、 「ヒマラヤ」問題を多数導入済です。また、「ヒマラヤ」+「複数指示」の最高難易度の問題も 出題が予想されますので、年長さんの夏以降のカリキュラムで導入されています。


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